2006年5月3日

ほんとうに春らしい陽気。同時に花粉症の集中攻撃。5時半に起きて講演の原稿を書こうと思うのですが、なかなか起きられません。自分との格闘。またまた「Plan of attack」の件ですが、こんな軽佻浮薄な大統領が、こんないい加減な情報機関の情報を基に、他の国に武力行使をして、政権を転覆させてしまうというのは、考えてみれば非常におっかないことであります。

ところでボリビア政府が突然石油資源を国有化し、外国の石油会社に衝撃を与えています。契約を変更しない石油会社は、追い出されるという強硬姿勢。なんとなく1950年代を思わせるような決定ですが、経済グローバル化、米国基準のグローバルスタンダード化や、富の偏在に一矢を報いようとする後進国の姿勢の表われだと思います。